脱出ゲーム Villa Lakeside 4+

今作も謎解きの難易度が丁度良かったし、鳥の囀りや雨の音を聞きながらリアリティのある画風に引き込まれてまるで自分自身がその場所にいるかのような気持ちになりずっと楽しかったです！
とてもお勧めできるのでぜひ一度遊んでみてください！！！
以下はどんなところがお勧めできるのかの意見です。

<難易度>
難易度は解いてて理不尽な感がなく、たとえ分からない謎解きにぶち当たって答えを見ても、しっかり納得してしまう答えに悔しさが出てきます。最終フェーズに向かうにつれて難易度は上がっていってより思考を凝らさせる様々な謎が増えて大変ですが、頭を使いすぎないように15分おきにクールタイムの知らせを出してくれるので心置きなくゲームを楽しめます。出題数が多く難易度もあると思うので、焦らずに時間をかけて謎を解くといいかもしれません。

<その他の要素>
他にもアートディジック作品の音や風景や演出が魅力的です。毎ステージの各エリアごとに聞こえてくる自然の音や水の音、生き物の鳴き声からアイテム使用時の鍵の音、エリア移動時の足音、ドアを開ける音など様々なリアリティのある音が聞こえてくる上に、現実のその場所へ足を踏み入れているようなステージのとてもリアルな風景が重なって、自分がそこで実際に謎解きしてるような感覚になりよりゲームを楽しめる印象です。リアリティを推してますが、他の脱出ゲームにも素晴らしい音や画調のものもあります。ですが私はアートディジック作品の音や画調や演出が特に細かいところまでリアリティを再現できていると思うのでお勧めしてます。

<製作者の脱出ゲームに対する愛を感じれる>
脱出ゲームの性質は製作者の脱出ゲームに対する愛によって様々で、人によって好き嫌いが別れてしまうのもしょうがないことですが、全プレイヤーに楽しんでもらいたいというコンセプトはどの脱出ゲームにもあります。なので、アートディジック作品だけでなく他の脱出ゲームもプレイして、楽しんでいただきたいです！楽しむことが、製作者の脱出ゲームに対する愛に気付けた証になりますから！
なので、アートディジックさんの作品を通じて、より脱出ゲームの可能性に気づけると思うので是非一度、アートディジック作品の謎解きをしてみてはいかがでしょうか。

プレビュー通りの素晴らしいグラフィックで、
オープニングムービーからワクワクします。

ヒント部分をズームするとカメラマークが出てきて
ヒント画面をアイテムとして持ち歩くことが出来ますので、
どこがヒントか分かりますし、
入力箇所を見つけても戻ってヒントを確認する必要がありません。

これだけ聞くと難易度低そうに聞こえるかもしれません。
実際、スタートから建物に入り、
玄関の次のエリアに行くまでは簡単で
サクサク進みます。

しかし、そこから別ゲームか？と思うほど、
一気に難易度が上がります。

過去に出会ったことがないような独創的なギミックで、
単にヒントと入力箇所を結びつけるだけでなく、
もう一捻りしなくてはいけなくなります。
MISTのようなゲームを時間かけてじっくりクリア出来る人でないと
なかなか集中力が続かないのではないでしょうか。

一応マルチエンディングですが、
ラストのギミックをあと一捻りするだけでトゥルーエンドにいけますし、
エンディングもさほど変わるものではありません。
ノーマルエンドでクリアしてもクリア直前まで戻れるし、
そんなに手間でもないのでトゥルーエンドを目指した方がいいと思います。

難易度　　　　　　★★★★★
ギミックの独創性　★★★★★
ボリューム　　　　★★★★★
グラフィック　　　★★★★★
世界観　　　　　　⭐︎★★★★
オススメ度　　　　★★★★★

だんだん進むにつれて
テスト問題が続くってだけな気がしてくる

たとえば、問題を解いて
フタが開くようになったBBQグリル
本来の使用方法としては使わない

じゃあ何のために開けたんだろ
これ…な気がしてくる
（ヒント用のアイテムとかは貰えるけど）

CGキレイだけど、
ほぼほぼ、触れるオブジェは無い
触れるかと思ったら撮影用のヒントなだけ
それがヒントだろうが無かろうが
少し触れたりする事もなく
大半が撮影するだけ

新しいステージでも探すのは
基本、謎に多く置かれた箱やらパネル

鍵出てくるまで問題解いて
その鍵で開けた戸棚開けると
またパネル問題がある

開けたからって触れるオブジェクトはないし
新たに入手できるアイテムもない
少しな楽しいこともないから
ただひたすら
散らばった問題集を解いてるだけに感じる

今まではそこまで気にならずプレイできてたけど
今作は何故かそんな感じがして
ステージ3で温泉郷あたりで
飽きてきてしまった

数字か英字か記号とにらめっこ過ぎて
疲れちゃった

解くのは簡単でも、初見で
英字の文字数多めのパネル見ると
後半は、それだけで、げぇ…ってなって
疲れてきたら休んだ方がいいなって思った

永遠にクイズを出される繰り返しのために
少しのギミックいじってヒントなり
解除をしてるだけで
脱出してる楽しみがあんまり無い感じ

手に入れるアイテムより
ヒント画像撮影の枚数ばっかり嵩んでくストレス

ところどころ不親切感

以下ネタバレあるので閲覧注意

電話の番号押して色確認するとこ
私はスマホ画面でボタンを押してる間
指でそのボタンがほぼ隠れるから
そもそも見えにくい…

難易度上げたくて
安易に気づかれないように
色も薄くしてるんだろうけど
なら、もっとボタンに近付いた画面も
用意してくれても良かった…

これまでほぼ、ヒント画像を撮影して
それ元に問題を解いていく流れだったのに

温泉郷のTEL番−No.の問題は、
それはもう、どうなの？
今までみたく、どこかに例題でもヒント落ちてるのかと思ったら単純に頭で考えろになるのは
急に突き放された感じと

頭で考えろってのは分かるけど
難易度が高いというより
ただ、問題としてめんどくさいだけな感じがしてしまった

せっかく電話機あるんだし
電話番号かけたら
謎のメッセージが聞けるとか
それが次の何かのヒントになってるとか
別にストーリーは別になくて良いけど
もう少し脱出の面白みが欲しい

まじでただ散らばった問題集解きつづけてるだけ

もう少しでいいから
アイテム使用した面白さがほしい
丸、三角、四角、とか、
色んな場所で
同じものを流用するんだなって分かっただけで
何の面白味もなくなるの残念すぎる

あと
マッチ箱濡れてるのは
マッチ擦らせたくないためなのは分かるけど、
じゃあマッチ箱とマッチじゃなくて良くない？

メモ乾かせるなら、
濡れたマッチ箱もじゃあ乾かせろよ
とか思う

炙り出しのメモもあったのに
今回はドライヤーなんですか…とか

マッチ棒のお尻側使うなら
もはやマッチ棒じゃなくて良いのでは？
ならマッチ箱じゃなくてもいいのでは？

暖炉やら、BBQグリルなど
火が使える場所があるのに
マッチ箱とマッチ棒の使い方それなの？とか
アイテムのガッカリ感がすごい
（これに使うんだなってのはすぐ分かったけど、だからこその、うぅーん、じゃあわざわざ濡れたマッチ箱…？のモヤモヤ）

もうちょっとそのアイテムの使い方とか
組み合わせ方とかで解く問題とか
触れるオブジェクトが多かったら
面白かったかも

パネル問題自体は工夫もあって
解くのが面白いのもあったけど

丸と星と三角の色を当てはめさせたいんだな〜って思ったけど、じゃあ何で全部◎型の出題の仕方なんだよ、とか思う
何かしらのミスリード誘いたいのか？

ステージ3の温泉郷パンフある辺りは、まじで
問題として難しいんじゃなくて
ただの不親切さで難しくさせてるだけな感じ

みなさん大絶賛の中
肩身狭いながらも言うと、
私には、つまらなかったです…。