囚われのパル‪マ‬ 12+

実在しない架空のキャラクターに本気で「会いたい」と思ったのは初めてでした。

それくらいリアルな世界観、臨場感。
本当に向こう側に彼がいるんじゃないかと思えてしまうほどでした。
もしかしたら、ふいと画面から顔をあげたら目の前にハルトくんがいるんじゃないかと。
優しく微笑んでくれるんじゃないかと。
そんなことはないんですけれど笑

オフィーリアを彷彿とさせるような儚げなスチルや心臓を揺さぶる優しいBGMもゲームの雰囲気ぴったりで、メモリアルと面会延長は全コンプしまてしまいました。
でもそれらを全部買ったとしても今は大幅値下げしているので五千円行くかいかないかくらい
市販の乙女ゲームは平気で1万近くするのでそれを考えて、しかもこのクオリティは感心としか言えません。

面会で彼が近付いてくると本当に心臓がバクバクと音を立てました。
彼から返信が来るのを待つ時間すら愛おしくて楽しくて……こんな気持ち、忘れてました笑笑

乙女ゲームというかノベルサスペンスっぽくてストーリーもボリュームがありましたし、まだハルト編しかクリアしてないのに大満足が約束されてしまいました。

また個人的には、主人公に一切のグラフィックがついていないことも嬉しかったです。
他の乙女ゲームだと主人公に顔グラがあったり、後頭部や首元など一部分だけでもスチルに出てくることがあり自分を投影しにくいという点であまりプレイしたことがありませんでした。
気になったタイトルがあっても公式サイトでトレーラーやサンプルスチルを見てやめてしまったりとか。
そんな私にとってこのゲームの主人公は私だと思えましたし、本名で登録しようと思ったのはこのゲームが初めてでした。

これからもちょこちょこ楽しませて頂きます。

囚われのパルマをインストールして1年。はじめは課金ゲームだったので手が出せずにいましたが、大幅プライスダウンと聞いてすかさずインストールしたのですが…期待以上に素晴らしいアプリでした。
マニアな私は暇さえあれば乙女ゲームをやるぐらい好きなのですが、囚われのパルマ以上のアプリはありません。本当にハマってしまいました。
ハルトとアオイのCVも豪華で、しかもフルボイスという。見惚れる美麗なスチルと聴いてて泣きそうになるほど美しいBGM、それからストーリーも完璧でした。乙女ゲームということを忘れるほど没頭して、最後にはいつも涙を流してしまうほど。
面会延長と、電話や面会イベントをあれもこれも買ってしまうとかなりの額になってしまいますが、正直それも気になりません。ハルトのためならと。
微妙な点は選択肢が少しわかりにくいためにエンド回収が大変なところでしょうか。私は囚われのパルマハルト編で3週目ですが、エンドを回収するのに失敗して同じエンドを見てしまったことがあります。攻略を見ながらじゃないと難しいかもしれません。
私の人生を変えてくれた囚われのパルマ。もう囚われのパルマなしでは生きていけません。本当にこのようなアプリを作ってくださった皆様に心からありがとうございますと伝えたいです。
スマホの液晶の向こうにいるハルトとアオイは、想像以上になめらかに動くのでドキドキしてしまいます。
選択肢によって未来が変わる（バタフライエフェクト）という類のゲームが好きな人はとてもおすすめです。
私の欲望をすべて積み込んだような素敵なアプリです。ぜひ気になっている人は買ってみてください。そして、これからもアプリを盛り上げていくためにたくさん課金したいと思います。（笑）

有料のアプリを購入したのは初めてでしたが、それが囚われのパルマでよかったと思っています。そして元々ハルトが気になっていたのでまとめて最後までストーリーを購入し、先日クリアさせていただきました。

まずストーリーもさることながら音楽とイラストがとても美しく、オープニングの時点でこのアプリを購入した金額以上の価値があると感じました。サウンドトラックも買わせていただきますね。
私はオープニングを最初に聞いた時、物悲しいわけでもなく、かといって騒がしかったり楽しそうなわけでもない純粋に『ただそこにある』だけのような、不思議な印象を受けました。そしてハルトのストーリーをクリアした今、この曲は出会った頃の…記憶喪失のハルトそのもののような気がしてならないのです。だからこそどの曲よりも強く惹かれ、そして心が震えました。

イラストもとても美しく、厚塗りであるのにどこか透明感さえ覚えるハルトの姿は時に笑顔を、時に胸が苦しくなるような強い感情を私にくれました。クエストをクリアした時の色々な表情、ストーリーを進めて見ることのできる姿、そのどれもが私が彼と共にいたという証であり記憶なのだと思うと愛しくて仕方ありません。

ストーリーも始めこそ若干突飛な感があった気がしましたが、進めていくうちに続きが気になって仕方ない。けれど終わってしまうのは悲しいと少々情緒が忙しなくなってしまいました。ハルトとお互い歩み寄り、少しずつ距離を縮め、ガラス越しに寄り添って歩んだ日々は私にとって一生の宝物です。
他のエンディングも見たいとは思いますが攻略も何も見ず、ただの私自身として答えた全てを受け入れてくれたハルトがいなくなるのは耐えられそうにありません。他の端末でまた一から日常を積み上げて行くか、ありえたかもしれない別の未来を封じて今のハルトとのみ過ごしていくか…悩んでいる最中です。
囚われのパルマは決められた場所からやり直すことはできますが、後戻りも、ましてや自分で好きにセーブ&ロードもできません。だからこそより一つひとつの選択に悩み、考え、その時の自分達にとって最善だと思える答えを選ぶことができるのかもしれない、と思いました。あれを選んでおけば、あの時こうしていれば…という想いが一つもないわけではありませんが、それでも私がたどり着いた彼とのエンディングに後悔はありません。

願わくばあなたと、あなたと共に時を重ねるハルトに幸多からんことを願います。ハルトに出逢わせてくれた全ての方に感謝を。本当に素晴らしい体験をさせていただきありがとうございました。